フケが出る?脂肪が不足するとどうなるの?

tan pug on brown wooden stool

脂肪ってなんのためにいるの?

ダイエットする時は脂肪を燃焼しよう!と言いますよね。栄養素の中で一番 摂りすぎ を気にされている栄養素ではないでしょうか。

脂肪は熱源となり、体温の維持に役立ちます。他にも、脂溶性ビタミンの吸収を助けたり、必須脂肪酸を供給する役割等があります。また、臓器の保護や細胞膜の形成、皮膚や被毛を美しく保つためにも脂肪は必要な栄養素です。

「オメガ6脂肪酸」「オメガ3脂肪酸」といえば耳にしたこともあるのではないでしょうか。これらは必須脂肪酸と呼ばれ、体内では作り出すことができません。そのため、食事から摂取する必要があります。

摂取の際にはバランスが重要で、オメガ6とオメガ3が5~10:1の割合が最も良いバランスとされています。

脂肪が不足すると…

脂肪酸が不足すると、繁殖機能が抑制されます。また、被毛の光沢がなくなり、フケ症になります。更に不足すると、皮膚炎になる可能性があります。

脂肪酸不足は、低脂肪のフードを与えられている犬や、高温・高湿度で長期間保存されたフードを食べている犬に多いと言われています。
保存中に脂肪酸が酸化し、失われてしまうためです。このためドッグフードには酸化防止のための添加物が用いられています。

脂肪を摂りすぎると…

脂肪を摂りすぎると、肥満・下痢・急性膵臓炎発症等の原因になります。
膵臓からは、脂肪の消化のためにリパーゼという酵素が分泌されています。しかし、摂取した脂肪が多いとそれを消化するためによりたくさんのリパーゼを分泌し、膵臓に負荷がかかります。

うちのコは脂肪(脂肪酸)、足りてる?

太らないように…と低脂肪フードをあげていても、うちのこの体格や筋肉量に合った摂取量になっているでしょうか?

どのようなドッグフードも、また年齢、犬種により異なる配合もその適切とされる成分量は「通常の平均値」であることを忘れてはいけません。 パピー期の成長に関する必要栄養素から、シニア期の栄養素まで一般的基準値で配合されているフードの栄養素量が個体差によって異なる吸収量で適切に補えているかを判断することがとても重要となります。

獣医師推奨!被毛でできる不足栄養素検査 フソクタス

獣医師推奨!被毛でできる不足栄養素検査(犬猫用)|フソクタス(不足+)
https://www.tenshinocart.com/products/detail/868


フソクタスは、45項目の栄養素が不足していないか調べることができます。
ご自宅で被毛を採取してポストに入れるだけなので、愛犬・愛猫にストレスもなく手間もかかりません。

不足栄養素検査45項目
ビタミン ビタミン…生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称。

ビタミンA(パルミチン酸レチニル)
ビタミンB12(コバラミン)
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンB6(ピリドキシン)
ビタミンB7(ビオチン)
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンC(アスコルビン酸)
ビタミンD3(コレカルシフェロール)
ビタミンE(アルファ-トコフェロール)
ビタミンK1(フィロキノン)
ミネラル ミネラル…蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンと並び五大栄養素の1つとして数えられる。

(必須ミネラル)カルシウム
(必須ミネラル)マグネシウム
(必須ミネラル)リン
(必須ミネラル)カリウム
(必須ミネラル)オロテート亜鉛

(エッセンシャルミネラル)コリン
(エッセンシャルミネラル)ナトリウム

(トレースミネラル)塩化物
(トレースミネラル)銅
(トレースミネラル)ヨウ素(水性)
(トレースミネラル)鉄
(トレースミネラル)マンガン
(トレースミネラル)セレン
脂肪酸 脂肪酸…「脂質」の主要な構成要素で、脂肪酸が他の様々な形体の物質と結びつくことで脂質を形成しています。

(脂肪酸)α-リノレン酸(オメガ3)(ALA)
(脂肪酸)アラキドン酸(オメガ6)(ARA)
(脂肪酸)ドコサヘキサエン酸(オメガ3)(DHA)
(脂肪酸)エイコサペンタエン酸(オメガ3)(EPA)
(脂肪酸)リノール酸(オメガ6)
(脂肪酸)リノレン酸(オメガ3)
アミノ酸 AA(アミノ酸)…体を構成するタンパク質の材料になり、また、エネルギー源にもなります。

(AA-エッセンシャル)ヒスチジン
(AA-エッセンシャル)ロイシン
(AA-エッセンシャル)リジン
(AA-エッセンシャル)メチオニン
(AA-エッセンシャル)スレオニン
(AA-エッセンシャル)トリプトファン
(AA-エッセンシャル)バリン
(AA-必須)イソロイシン
(AA-必須)フェニルアラニン
(AA-必須ではない)アルギニン
(AA-必須ではない)シスチン
(AA-必須ではない)タウリン
(AA-必須ではない)チロシン

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愛犬・愛猫のサプリメント、どうやって選ぶ? |フソクタス

「愛犬・愛猫にサプリメントを与えています!」
それって、何を根拠に与えていますか?

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足りていない栄養を知る。

例えば皆さんは、「最近肌荒れしてるからビタミンを摂ろう」「力が出ないからお肉を食べよう」そんな風に考えて食事を選んだことはありませんか?
動物は、食事から様々な栄養を摂り、体の調子を整えています。

しかし、愛犬や愛猫は、飼い主から与えられたものだけを食べ生活しています。
飼い主はしっかりと与えているつもりでも、体質により吸収ができていない場合もあります。

言葉を喋れない家族だからこそ、不足栄養素検査は自らの不調を言葉にして伝えたり、犬や猫たち自ら選んで摂取できないからこそ必要な検査といえます。

健康的な体を取り戻す。

不足栄養素を摂取し健康的な体を取り戻しましょう。

ペット(犬猫)の体は合成ビタミンやサプリメントを適切に吸収または処理できない場合があります。 サプリメントを与えていても栄養素が不足している(吸収できていない)際は、該当項目のサプリメントを追加するかわりに不足栄養素を含む多種多様な自然食品を与えるようにしてください。 サプリメントで補う場合は、できるだけ自然・天然に近いものを選びましょう。

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フソクタスは、こんな方におすすめです。
・ペット(愛犬・愛猫)の不足している栄養を知りたい
・日ごろの食事で栄養が補えていないものを知りたい
・栄養バランスを考え体調管理を整えてあげたい

不足栄養素検査45項目
ビタミン ビタミン…生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称。

ビタミンA(パルミチン酸レチニル)
ビタミンB12(コバラミン)
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンB6(ピリドキシン)
ビタミンB7(ビオチン)
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンC(アスコルビン酸)
ビタミンD3(コレカルシフェロール)
ビタミンE(アルファ-トコフェロール)
ビタミンK1(フィロキノン)
ミネラル ミネラル…蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンと並び五大栄養素の1つとして数えられる。

(必須ミネラル)カルシウム
(必須ミネラル)マグネシウム
(必須ミネラル)リン
(必須ミネラル)カリウム
(必須ミネラル)オロテート亜鉛

(エッセンシャルミネラル)コリン
(エッセンシャルミネラル)ナトリウム

(トレースミネラル)塩化物
(トレースミネラル)銅
(トレースミネラル)ヨウ素(水性)
(トレースミネラル)鉄
(トレースミネラル)マンガン
(トレースミネラル)セレン
脂肪酸 脂肪酸…「脂質」の主要な構成要素で、脂肪酸が他の様々な形体の物質と結びつくことで脂質を形成しています。

(脂肪酸)α-リノレン酸(オメガ3)
(脂肪酸)アラキドン酸(オメガ6)
(脂肪酸)ドコサヘキサエン酸(オメガ3)
(脂肪酸)エイコサペンタエン酸(オメガ3)
(脂肪酸)リノール酸(オメガ6)
(脂肪酸)リノレン酸(オメガ3)
アミノ酸 AA(アミノ酸)…体を構成するタンパク質の材料になり、また、エネルギー源にもなります。

(AA-エッセンシャル)ヒスチジン
(AA-エッセンシャル)ロイシン
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(AA-エッセンシャル)メチオニン
(AA-エッセンシャル)スレオニン
(AA-エッセンシャル)トリプトファン
(AA-エッセンシャル)バリン
(AA-必須)イソロイシン
(AA-必須)フェニルアラニン
(AA-必須ではない)アルギニン
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(AA-必須ではない)タウリン
(AA-必須ではない)チロシン

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ビタミンが足りないとカルシウム不足になる?

ミネラル

ミネラルも、なくてはならない栄養素のひとつです。
犬の場合、必要なミネラルの種類は11種類~12種類と言われています。ただし、過剰摂取になると害があるものが多いのも特徴です。ミネラルを摂取する際は、バランスを考えて摂取しましょう。

ミネラルは、1日あたりの必要量によって分類されます。
■g単位の量が必要な主要ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、リン、マグネシウム)
■mg(またはμg)単位の量が必要な微量ミネラルのうち、重要性がよく分かっている(鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレンなど)
■mg(またはμg)単位の量が必要な微量ミネラルのうち、重要性がよく分かっていない(コバルト、モリブデンなど)

主要ミネラルは、体液バランスの調整、細胞の一般機能、神経伝達、筋収縮、そして体の構成(骨)などで重要な役割を果たします。

dog eating bone

骨を構成するカルシウム

カルシウムは、ご存知の通り骨や歯を構成します。
カルシウムを単体でしっかり与えていても、カルシウムはビタミンDやリンの摂取量に大きく影響を受け過不足になる場合があります。


ビタミンDはカルシウムとリンの吸収を促進します。
カルシウムを摂取していても、ビタミンDが足りない場合はカルシウムもうまく吸収されず不足することがあります。

カルシウムとリンは、摂取の際バランスが大切です。リンを摂取しすぎると、カルシウムが足りていても低カルシウム血症になることがあります。
リンは肉類に多く含まれていますので、ジャーキーの与えすぎ等には注意しましょう。

カルシウムが不足すると…

カルシウムが不足すると、骨折や低カルシウム血症、食欲低下や痙攣・発育不良などにつながります。逆にカルシウムが多すぎると骨軟骨症になったり、骨再生が不十分になったりします。


うちのコはミネラル(カルシウム)、足りてる?

どのようなドッグフードも、また年齢、犬種により異なる配合もその適切とされる成分量は「通常の平均値」であることを忘れてはいけません。 パピー期の成長に関する必要栄養素から、シニア期の栄養素まで一般的基準値で配合されているフードの栄養素量が個体差によって異なる吸収量で適切に補えているかを判断することがとても重要となります。

獣医師推奨!被毛でできる不足栄養素検査 フソクタス

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フソクタスは、45項目の栄養素が不足していないか調べることができます。
ご自宅で被毛を採取してポストに入れるだけなので、愛犬・愛猫にストレスもなく手間もかかりません。

不足栄養素検査45項目
ビタミン ビタミン…生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称。

ビタミンA(パルミチン酸レチニル)
ビタミンB12(コバラミン)
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンB6(ピリドキシン)
ビタミンB7(ビオチン)
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンC(アスコルビン酸)
ビタミンD3(コレカルシフェロール)
ビタミンE(アルファ-トコフェロール)
ビタミンK1(フィロキノン)
ミネラル ミネラル…蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンと並び五大栄養素の1つとして数えられる。

(必須ミネラル)カルシウム
(必須ミネラル)マグネシウム
(必須ミネラル)リン
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(必須ミネラル)オロテート亜鉛

(エッセンシャルミネラル)コリン
(エッセンシャルミネラル)ナトリウム

(トレースミネラル)塩化物
(トレースミネラル)銅
(トレースミネラル)ヨウ素(水性)
(トレースミネラル)鉄
(トレースミネラル)マンガン
(トレースミネラル)セレン
脂肪酸 脂肪酸…「脂質」の主要な構成要素で、脂肪酸が他の様々な形体の物質と結びつくことで脂質を形成しています。

(脂肪酸)α-リノレン酸(オメガ3)(ALA)
(脂肪酸)アラキドン酸(オメガ6)(ARA)
(脂肪酸)ドコサヘキサエン酸(オメガ3)(DHA)
(脂肪酸)エイコサペンタエン酸(オメガ3)(EPA)
(脂肪酸)リノール酸(オメガ6)
(脂肪酸)リノレン酸(オメガ3)
アミノ酸 AA(アミノ酸)…体を構成するタンパク質の材料になり、また、エネルギー源にもなります。

(AA-エッセンシャル)ヒスチジン
(AA-エッセンシャル)ロイシン
(AA-エッセンシャル)リジン
(AA-エッセンシャル)メチオニン
(AA-エッセンシャル)スレオニン
(AA-エッセンシャル)トリプトファン
(AA-エッセンシャル)バリン
(AA-必須)イソロイシン
(AA-必須)フェニルアラニン
(AA-必須ではない)アルギニン
(AA-必須ではない)シスチン
(AA-必須ではない)タウリン
(AA-必須ではない)チロシン

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犬に毎日ごはんをあげても栄養失調になる?

毛が抜ける 口臭・体臭が臭い……栄養失調かも?

痩せる、目がうつろになる…そんなイメージがある栄養失調ですが、栄養失調の症状には様々なものがあります。

●不眠
●歯が抜ける・欠ける
●毛が抜ける
●口臭・体臭が臭い

必要栄養素のカルシウムやリンは歯や骨を作ります。そのため、不足すると骨折しやすくなったり歯が抜けたり欠けたりします。また、タンパク質や脂質が不足すると皮膚のトラブルも起こりやすくなります。健康な内蔵を維持できず、内臓疾患になりやすくもなります。体全体に不調が出てくるのです。

毎日ご飯をあげているのに、なぜ栄養失調になるの?

愛犬の体重管理に気を遣っている飼い主さんは多いと思います。
体重はフードを与えるうえでも大きな目安となり、「うちのこは〇〇kgだからこのくらい」「最近体重が増えてきたからごはんは少なめに」と考えることもあると思います。

しかし例えば、70kgの筋肉質なアスリートと、同じ70kgの運動をまったくしない二人が、同じ食事で大丈夫でしょうか?

犬も同じで、筋肉量や体格、栄養を吸収できる量等の体質で必要な量は細かく変わります。
知らず知らずのうちに、タンパク質、ミネラル、ビタミン、脂質などの必須栄養素までも不足している状態になっている場合があるのです。

どのようなドッグフードも、また年齢、犬種により異なる配合もその適切とされる成分量は「通常の平均値」であることを忘れてはいけません。 パピー期の成長に関する必要栄養素から、シニア期の栄養素まで一般的基準値で配合されているフードの栄養素量が個体差によって異なる吸収量で適切に補えているかを判断することがとても重要となります。

同じ環境でも、体質は異なる

写真の2匹は同じ両親から生まれた子で、生後10ヶ月時点の写真です。左が女の子、右が男の子です。双方、生後10ヶ月で体重50キロと小さいわけではありませんが、胸の横幅を見ると、あきらかに骨格(成長過程)に違いが出ています。

「不足栄養素検査」によると、右の男の子はカルシウムが吸収し辛くなっていることがわかりました。

愛犬・愛猫の不足栄養素を知るには、下記の検査がオススメです。

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不足栄養素を摂取し健康的な体を取り戻しましょう。

栄養が吸収できていない場合、腸内環境が乱れている場合があります。
生活リズムや腸内環境が乱れていると、サプリや食事で補おうとしても吸収できず改善されないことがあります。まずは生活環境を見直し、改善を行いましょう。

ペット(犬猫)の体は合成ビタミンやサプリメントを適切に吸収または処理できない場合があります。 サプリメントを与えていても栄養素が不足している(吸収できていない)際は、該当項目のサプリメントを追加するかわりに不足栄養素を含む多種多様な自然食品を与えるようにしてください。 サプリメントで補う場合は、できるだけ自然・天然に近いものを選びましょう。
ただし、過剰にあげすぎると今度は過剰摂取となる場合がありますので、与える量には注意しましょう。

ペットは言葉を喋れないから、飼い主が気を付けてあげましょう。

人は自身の体調不良がある場合、必要な栄養を自ら選択することができます。しかし日々の食事を人間から与えられたものだけを摂取している犬、猫たちはどうでしょうか?
栄養素を補えているつもりが吸収できていない…不足している…そこまでの問題・課題に向き合えているでしょうか。

獣医師も専門家も、うちのこと一緒に過ごしているわけではありません。
その子の生活環境・体質を理解できる飼い主が気を付けてあげましょう。

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愛犬・愛猫の栄養は足りている? | 不足栄養素検査とは

言葉を喋れない家族だからこそ

人は自身の体調不良がある場合、必要な栄養を自ら選択することができます。しかし日々の食事を人間から与えられたものだけを摂取している犬、猫たちはどうでしょうか?
栄養素を補えているつもりが吸収できていない…不足している…そこまでの問題・課題に向き合えているでしょうか。

そこで、アレミッケの不足栄養素検査 フソクタス(不足+)は、愛犬・愛猫の被毛から、45項目の不足栄養素から吸収できていない補えていない栄養素を見つけ出します。
不足栄養素検査は自らの不調を言葉にして伝えたり、犬や猫たち自ら選んで摂取できないからこそ必要な検査といえます。

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同じ両親から生まれた子でも、体質は異なる

写真の2匹は同じ両親から生まれた子で、生後10ヶ月時点の写真です。左が女の子、右が男の子です。
離乳食前までは、右の男の子のほうが体重が重かったのですが、ドライフードに切り替えて以降徐々に体重が近づき、生後6ヶ月頃には逆転しました。 男の子ですので、女の子より体高はありますがその分ほっそり見えてしまいます。双方、生後10ヶ月で体重50キロと小さいわけではありませんが、あきらかに骨格(成長過程)に違いが出ています(胸の横幅が違う)。
写真でわかるように左の女の子の方が体の幅が圧倒的に厚く骨格がしっかりとしています。 親犬もおり、両親(犬)のアレルギー、成長過程、成犬時の状態・体格も把握。何よりへその緒を自身の手で切り哺乳瓶から育てた子だからこそ、成長過程に疑問を頂くことができました。
アレルギー検査から、右の男の子は動物性たんぱく質のアレルゲンが多くパピー期に与えていたフードの消化吸収が女の子より劣っていたことは理解できていましたが、さらに「不足栄養素検査」によって、カルシウムが吸収し辛い体質である事が理解できました。 できればもう少し早く気付いてあげらればと飼主としての後悔もあります。

気を付けていても、足りていない栄養がある?

こちらは実際のアレミッケラボにいる犬の検査(犬・男の子・生後11ヶ月時点・50キロ)の結果です。この結果から、まだまだ成長期である時期にパピー・ジュニア用ドッグフードにてしっかりと補えていたと思っていたカルシウムが吸収しづらい体である事が判明しました。
食事はアレルギー検査結果に基づき、某社11キロ18,000円のフード等数社を混ぜ与えており給餌量を含め体重より適切に対応していましたが、この様にフードのメーカーに関わらず適切に食事を与えていても体質的に吸収し辛く不足気味となっている栄養素があります。

あなたの愛犬・愛猫は栄養が足りていますか?

どのようなドッグフードも、また年齢、犬種により異なる配合もその適切とされる成分量は「通常の平均値」であることを忘れてはいけません。 パピー期の成長に関する必要栄養素から、シニア期の栄養素まで一般的基準値で配合されているフードの栄養素量が個体差によって異なる吸収量で適切に補えているかを判断することがとても重要となります。
検査結果からなるべくは食品由来の栄養素(吸収力の観点)をアレルギー検査にてレベル3に該当しない食品で補っていくことができればさらに理想的ですが、アレルギー検査を行わない(していない)、または該当しない、さらには栄養素によっては食品由来では摂れない場合や手に入らない等もありますので可能な範囲で不足栄養素を補う事をオススメします。

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痩せてきた?犬のタンパク質が不足するとどうなるの?

タンパク質

筋トレをするときは、プロテイン(タンパク質)を摂ろう!とよく言われます。
タンパク質は、毛、皮膚、爪、筋肉、腱、靭帯、軟骨などを作るアミノ酸を供給する役割があるからです。

アミノ酸には22種類あり、動物の生命活動にはこれらすべてのアミノ酸が必要になります。
犬の場合は12種類(非必須アミノ酸)は体内で作り出すことができますが、残りの10種類(必須アミノ酸)は食事から摂取するしかありません。

食事中のタンパク質の役割は大きく分けて二つです。必須アミノ酸を供給することと、非必須アミノ酸を体内合成するための窒素源を供給することです。

タンパク質が不足すると…

発育遅延・体重減少・生体機能の低下を招きます。被毛の発育も悪くなります。
炭水化物の多いフードは、相対的にタンパク質が少ないフードであることが多く、そのようなフードを与え続けることで不足しがちです。

タンパク質を摂りすぎると…

タンパク質を摂取しすぎたことで生まれた余剰なアミノ酸は、エネルギーに使われます。
エネルギーも十分な場合は脂肪などに転換されて体内に蓄積されます。
タンパク質から分離されたアンモニアは、肝臓で尿素あるいは窒素性廃棄物に転換され、腎臓から尿として排泄されます。しかし、窒素性廃棄物があまりにも多いと処理できず体内に蓄積してしまいます。過剰なタンパク質摂取は腎臓に負担をかけ、ついには腎臓の劣化、腎不全を招いてしまうのです。

うちのコはタンパク質(アミノ酸)、足りてる?

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不足栄養素検査45項目
ビタミン ビタミン…生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称。

ビタミンA(パルミチン酸レチニル)
ビタミンB12(コバラミン)
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンB6(ピリドキシン)
ビタミンB7(ビオチン)
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンC(アスコルビン酸)
ビタミンD3(コレカルシフェロール)
ビタミンE(アルファ-トコフェロール)
ビタミンK1(フィロキノン)
ミネラル ミネラル…蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンと並び五大栄養素の1つとして数えられる。

(必須ミネラル)カルシウム
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(エッセンシャルミネラル)コリン
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(トレースミネラル)ヨウ素(水性)
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脂肪酸 脂肪酸…「脂質」の主要な構成要素で、脂肪酸が他の様々な形体の物質と結びつくことで脂質を形成しています。

(脂肪酸)α-リノレン酸(オメガ3)(ALA)
(脂肪酸)アラキドン酸(オメガ6)(ARA)
(脂肪酸)ドコサヘキサエン酸(オメガ3)(DHA)
(脂肪酸)エイコサペンタエン酸(オメガ3)(EPA)
(脂肪酸)リノール酸(オメガ6)
(脂肪酸)リノレン酸(オメガ3)
アミノ酸 AA(アミノ酸)…体を構成するタンパク質の材料になり、また、エネルギー源にもなります。

(AA-エッセンシャル)ヒスチジン
(AA-エッセンシャル)ロイシン
(AA-エッセンシャル)リジン
(AA-エッセンシャル)メチオニン
(AA-エッセンシャル)スレオニン
(AA-エッセンシャル)トリプトファン
(AA-エッセンシャル)バリン
(AA-必須)イソロイシン
(AA-必須)フェニルアラニン
(AA-必須ではない)アルギニン
(AA-必須ではない)シスチン
(AA-必須ではない)タウリン
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