暑いとき、人間は汗をかいて体温を下げることができますが、犬には汗腺が肉球など一部にしかありません。そのため、犬は一般的に暑さに弱いと言われています。では、人と比べて暑さの感じ方がどれくらい違うのでしょうか。 体感温度をイメージで示すと以下のようになります。
体感温度イメージ
日差しが強くなり、太陽が出ている日照時間が伸びる夏においては、犬が火傷を負ったり熱中症にかかるリスクが劇的に増えます。熱中症とは体温をうまく下げることができず、平熱を上回った状態が続いて体調不良に陥ってしまうこと。犬においては体の芯の温度(直腸温)が41℃を上回ったときに熱中症と診断されます。犬は汗をかかない分、人間に比べて体温を下げることがあまり得意ではありません。その結果、人間が「暑いなぁ」くらいに感じている時、犬は「暑くて死にそう!」と感じている可能性があります。
熱中症になりやすい犬種
熱中症のなりやすさは、 犬種により変わります。次の4タイプのワンちゃんは、暑さに弱い傾向があるといわれています。暑い日は、愛犬の行動などを観察し、いっそう注意してあげてください。
1.短頭で、鼻の距離が短い体型の犬種
パグ、ボストンテリア、ブルドッグ、シーズー、ペキニーズなど、短頭種のワンちゃんは、スムーズな呼吸がしづらく、熱中症になりやすい傾向があります。意外と知られていませんが、チワワやヨークシャテリア、マルチーズといったトイ種も短頭種に分類されます。
短頭種一覧
フレンチ・ブルドッグ|パグ |シー・ズー |チワワ|ヨークシャー・テリア|マルチーズ|ポメラニアン|ペキニーズ|ボストン・テリア|キング・チャールズ・スパニエル|チベタン・スパニエル|チャウ・チャウ|ブリュッセル・グリフォン|ちん(狆)|ボクサー
2.北方原産または厚い被毛に覆われている犬種
シベリアン・ハスキー、ボルゾイ、グレートピレニーズ、シェットランド・シープドッグなど、北方原産や厚い被毛を持つワンちゃん。
3.肥満気味のワンちゃん
皮下脂肪が断熱材となって熱がこもりやすく、かつ心臓にも負担がかかり気味です。首まわりの脂肪が気管を圧迫し、呼吸機能が低下して体温調節が難しくなるため、熱中症になりやすい傾向があります。
4.子犬や老犬、病気をもつワンちゃん
体の生理機能が未発達な子犬や、生理機能が衰えている老犬は、体温調節がうまくできないために熱中症にかかりやすい傾向があります。また、心臓や呼吸器が弱いワンちゃんは循環機能や呼吸機能がうまくできないため、熱中症になりやすい傾向があります。
熱中症の応急処置方法
熱中症は一刻の猶予も争う病気です。獣医師に診察してもらう前に、少しでも早い応急処置をしてあげることが大切です。
- すぐに風通しが良く、涼しい場所に移し、扇風機を当てて十分な換気を行う。
- 水を飲むようであれば飲ませる。
- 口の中のよだれをぬぐう。
- 冷たい水に体全体を浸す。ただし、氷水は急激に冷えるので、使わない。大型犬など浸しにくい時は、体全体に水をかける、冷たい水で濡らしたタオルをかけるなどして、全身を冷やしてください。
- 意識がない場合は、犬の頭を氷で包む。
- 体温が39.5℃以下に下がったら、冷やすのをやめる。
獣医師のもとへ連れて行く間にも病状は進行してしまいます。ぜひとも、ワンちゃんの体温を下げる工夫をしてあげましょう。動物病院では、熱中症の度合いに応じて処置をしてくれますが、基本的には体温を下げ、水分補給を点滴などにより行います。そのうえで、そのワンちゃんの状況に応じた処置をしてくれます。
犬の体温調整
体温調節中枢には「セットポイント」(平熱)と呼ばれる温度が生まれつきあり、人間の場合は36.5~37.5℃、犬の場合はそれよりもやや高く37.5~39.2℃くらいに設定されています。
体温がセットポイントから1℃でも高くなると体温調整システムのスイッチが入り、さまざまなメカニズムを通して平熱にまで戻そうとします。ちょうどエアコンが室温の変化を感知しての自動的についたり消えたりするようなものです。
犬が体温を下げるため出来ることは大きく分類すると下記の2点です。
- 足の裏から汗をかく
- パンティングをする(舌を出してハァハァと荒い息をする)
気づかない間に火傷に!夏場の散歩に潜む危険
サンサンと太陽の光が降り注ぐ夏。昼間のアスファルトは、なんと50℃~60℃以上にも達しています。人間は靴を履いていて分かりませんが、犬たちはそんな熱々のアスファルトの上を裸足で歩いているのです。熱い砂浜や屋外のプールサイドを裸足で歩いた経験はありませんか?少しの間も立っていられないですよね。何十分も熱いアスファルトの上を歩いている犬たちの辛さが想像できます。アスファルトの他にもマンホールや熱くなった砂浜、コンクリートのベランダでも火傷する可能性がありますので注意が必要です。
火傷をしない工夫
火傷をさせない為には、木陰がある場所や地面が土や草の場所、風通しのよい場所(公園や河原など)を散歩コースにするのがおススメです。また、どうしても、日中のお出掛けが必要な場合は、ペットカートを使用してのお出掛けをおススメいたします。
上記、犬の体温調整でも記載しましたが、 犬が体温を下げるため出来ることは、「足の裏から汗をかく」ということです。
近年、アスファルトが暑いからという理由で、犬に靴または靴下を履かせる方がいらっしゃいます。すでにお分かりかと思いますが、 犬に靴または靴下を履かせることにより、体温を下げる方法が遮断されます。 体温調整の方法が少ない犬にとっては問題になる場合も御座います為、夏場の利用には十分ご注意下さい。
暑い日のお出掛けにペットカートが必要な理由
灼けたアスファルト上の歩行を回避!
ドームを下ろして直射日光を遮断!
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